コラムNo.15 商品は演出がすべて

 

今回からは、「VMD」を

掘り下げていきます。

 

VMDと聞いてピンとくる人は

アパレル関係の人だと思います。

あまりなじみのない単語ですが、

ビジュアルマーチャンダイジング

Visual MerchanDising

の頭文字をとったものです。

 

商品の見せ方や店頭、店内での

演出などでお客様に対して注意喚起

を促し、購買意欲を高める総合的な

手法です。

 

VMDはさらに

VPビジュアルプレゼンテーション

PPポイントオブパーチェスプレゼンテーション

IPアイテムプレゼンテーション

に分けられます。

ややこしいですね。

 

それぞれ、

VPはその店のコンセプトやイメージを

表すため、ショーウィンドウや

店頭ディスプレイを使い、お客様に対して

一番訴えかける、最重要な店の顔とも言えます。

ここの出来次第で入店率が左右されます。

 

PPVPを見て来店されたお客様に

対して、店内のマネキンや什器を使い、

売りたい商品や見せたい商品を

わかりやすく展示して興味を引き、

回遊性を高める働きをします。

 

IPはお客様にとってわかりやすく、

買い物がしやすい商品の陳列方法であり、

デザイン、色、サイズ、価格などで

分けた見せ方を行うことで、比較しやすく

選びやすい売り場となり、

購買率を高めることにつながります。

 

この考え方で大事なのは、

これがアパレルだけで使えるものではない、

ということです。

 

飲食、美容、様々なサービス業すべての

店舗ビジネスで活用できるのです。

 

たとえば飲食店であれば、店頭の

看板、メニュー、イーゼルやブラックボード

は店の顔の役割を果たしていますので、

VPとしてもっと気を遣ったほうがいいと

思います。

 

細かい部分の話は置いておきますが、

そもそも何屋さんなのか、が一目でわかる

見せ方が必須です。

 

ありますよね、なにがあるのかわからない

謎の店が。

 

看板やメニューや写真などは広い目で見れば

VPと同じです。

店舗のブランディングにもつながりますので、

本当に気を遣ってください。

 

お客様は意外としっかり見ていますよ。

毎日見慣れているスタッフが見逃すような

ところまで…

 

PPでいえば、メニューの組み合わせで

選択肢の幅を広げるための

セットメニューや時間帯での

特別メニューなど、単品からの

広がりを感じさせることが重要ですね。

 

お客様は結構知らないんですよ。

店のことを。

店舗のスタッフが当たり前だと思っている

ことの大半をお客様は知りません。

 

だからこそきっちり伝えることが肝心なのです。

 

IPではお客様から見た頼みやすさ、選びやすさ

ですね。メニューにわかりやすく載せるのも

ひとつです。カウンターのガラスケースに

新鮮な食材があるのもいいですね。

 

お客様の目に入らなければ、

それはないのと同じなんですよ。

 

みんな気づかないまま帰ります。

 

そしてスタッフは

「こんなにおいしいのに

なんで売れなかったんだろう…」

と冗談のようなことを本気でいったりしますからね。

 

諸説ありますが、日常的に脳がインプット

している割合は視覚が83%あるそうです。

 

また、視覚に関係する大脳皮質の総面積は

全体の55%!とかなりの割合となっており、

店舗での見せ方は、お客様に大きな影響を

与えていることがわかりますね。

 

商品の見せ方、演出方法を変えるだけで

売上が伸びることは多々あります。

 

これからはさらにVMDの技術を

磨いていきましょう!