コラムNo.16 感覚を味方に

 

VMDは

Visualmerchandising

の名の通り、お客様の視覚へと

訴えかける手法であることはすでに

お話ししました。

 

視覚情報は人間のインプット情報の

8割以上を占めており、重要なことは

間違いないのですが、人間には五感があり、

それ以外に聴覚、嗅覚、味覚、触覚があります。

 

視覚だけに頼っているわけではなく、その他の

感覚を駆使して様々な判断を行っています。

 

ということは、それらに訴えかけるような

商品、サービスの展示、演出方法をおこなえば

さらにお客様に強く訴求できるのは当然ですね。

 

既にやっている方も多いとは思いますが、

具体的な方法を挙げていきたいと思います。

 

飲食店では、すべての感覚への訴求がしやすいですね。

視覚については言うまでもなく、嗅覚はダイレクトに

お客様に伝わります。

 

焼き鳥や焼き肉屋さんの店内外に広がる

何とも言えないにおいと煙の破壊力。

 

焼き立てパンの甘いにおいと

コーヒーの香ばしいかおり…

 

これらをうまく演出に使わないのは

もったいないですね。

戦略的に使うと入店数は簡単に増えますよ。

 

味覚については試食や試飲、

そのものはなくても、酸味や甘みを感じさせる

写真やサンプル、メニューの文章。

 

聴覚は調理する音はもちろん、

お客様同士の会話がうみだす

良いざわつき感、BGM、威勢のいい

店員の声など…

 

触覚はいすやテーブルなどの質感、

おしぼり、グラス、皿を季節や

料理に合わせて温度調節…

 

まだまだありますが、工夫次第で

簡単にお客様の感情を動かすことが

できます。

 

人間の感覚にダイレクトに訴えるわけですからね。

感情を動かすことで、実際の行動に結びつくのです。

 

飲食店の例を挙げましたが、これは

どんな業種の店舗でも工夫できます。

 

些細なことでもいいので、ぜひ

やってみてください。

 

感覚を刺激されるとお客様にとっては

インパクトのある体験として記憶に

残ります。

 

そうするとお客様の想起集合(あるカテゴリーで

思い出すものやこと)の上位に食い込みます。

 

そうなることでリピーターにもなりやすいのです。

 

ということで自身の五感も高めつつ、

今日から意識してやりましょう。