コラムNo.2 店の居心地の良さは誰のものか

「店の居心地の良さは誰のものか」

みなさんの会社の店舗スタッフ同士は仲が良いですか?

 

もちろんスタッフ同士の仲が良いのは必要なことで、望まれることだと思います。

しかしながら、度を越して仲が良い、というか馴れ合いになっている関係のスタッフも散見されます。

そうなると店舗に流れる空気が弛緩してしまい、緊張感もなく当然売り上げに対しての貪欲さは消滅してしまいます。

お客様の姿は見えなくなり、自分たちだけを見るようになります。そして自分たちの居心地が最優先され、店舗としてのレベルは急落します。

 

この状況になったら120%売上は落ちます。同じメンバーでV字回復するのは1000%無理です。

 

単なる仲良しクラブでは成果が出せるはずもありません。

 

そういう店舗に限って会社への不満が強い。文句が多い。

 

この場合、業績を回復させるのはスタッフ全員替えるのが一番良い方法です。

というかそれしか手はありません。

 

だからと言って限りある人的資源をそこだけに振り向ける余裕はないし、その余裕があれば不振店には使わず売れる店に力を注ぎますよね。

 

かくして不振店は凋落の道を辿ります。

 

この場合でもスタッフからダメになるのではなく、店長からダメになっていきます。店長の価値観が部下に伝わり、徐々に店舗の雰囲気がゆるくなって、気づいたときは悲惨な状況になっています。

 

店長1人に責任を押し付けるのは厳しいですが、その影響が大きいのは確かです。

 

前述しましたが、一旦こういう状況に陥ると元に戻すには相当な労力と時間がかかります。

そうなる前に手を打たなければならなかったのに行動しなかった上司、あるいは本社サイドにも問題があります。

 

どうすれば自発的にお客様の居心地の良さを追求し、最盛店舗へと成長するのでしょうか?

 

そのままの状態で何もせず、放ったらかしにしても成長する店舗はありません。少なくとも私はそういう店舗を見たことがありません。

 

当たり前ですが、店長としての仕事をしっかりと地道にやっていくしかないのです。

 

店長としての仕事とは何でしょうか?

 

社内できちんと定義づけされていますか?

 

店長はやるべきことを理解しているでしょうか?

 

店長自身が経営者としての視点、および力を身につけないと今後の店舗ビジネスでは生き残れないのは確実です。

 

あなたの会社にはそういう店長を育て、会社を成長へ導く仕組みはありますか?