ニュースの論点No.15 イベントの力

毎日新聞は201785日、「109前で盆踊り大会

浴衣姿で夏の風情」という記事を掲載しました。

 

記事によれば、SHIBUYA109前で5日夜、

盆踊り大会があり、大勢の人が夏の風情を楽しんだ、

ということです。

 

渋谷道玄坂商店街振興組合が初めて実施し、

来場者は約3万4千人でした。会場周辺は

交通規制が敷かれ、やぐらなどが設置されました。

 

また、auの三太郎シリーズで浦島太郎役を演じる

桐谷健太さんがサプライズ登場し、イベントを

盛り上げたということです。

 

渋谷区はこのほかにも「シブハロ」と呼ばれる

ハロウィンイベントを10月におこなっており、

こちらの来場者数は5万人を超えているそうです。

 

 

今回取り上げたニュースは一見店舗ビジネスに

関係なさそうですが、私は非常に示唆に富む

内容だと思います。

 

店舗ビジネスは基本的に「待つ」タイプの

ビジネスです。

もちろん、様々な広告宣伝をおこない、

お客様に対してのアプローチをするのは

当然です。

 

その部分は攻めているように見えますが、

店舗を構え、お客様が来店されることではじめて

モノやサービスの提供ができる形の店舗ビジネスは

やはり「待つ」ビジネスだといえます。

 

こういう形のビジネスは、ただ待っていても

お客様が勝手に来店されることは

ほとんどありません。

 

「集客」することが絶対的に必要になってきます。

前述のように、様々な広告宣伝、

たとえばチラシ、DM、SNSなどで

クーポンを配ったり、割引をしたり、

などで大半の店舗が集客を行っています。

 

しかし毎回そういうサービスでの集客を

行っていてもいずれ飽きられます。

 

ここで重要になってくるのが、店舗が主催する

「イベント」です。

 

冒頭の盆踊りではありませんが、自店の

特性を生かした集客イベントをすることで

新たな集客へとつながるのです。

 

飲食店であれば、夏に浴衣パーティをおこなったり、

異業種交流会を主催したり、料理教室などを開催したり…

 

美容室であれば、お客様をモデルにして、

コンテスト兼パーティを開催したり、コスプレ大会を

開催したり…

 

雑貨店であれば、雑貨のアイデア使用法コンテストや

ものづくり教室など…

 

魅力的なイベントをおこなうことで、

既存顧客はもとより、新規客の来店増加にも

つながります。

 

要は自店が扱うモノやサービスそのものを

売り込むだけでなく、その可能性を広げるための

イベントを行わなければ、これからの時代は

生き残ることが難しくなる、ということです。

 

近年、モノではなくコトが重要だと言われています。

同じようなモノは世の中にあふれかえっています。

しかもわざわざ店舗まで出向かずとも、ワンクリックで

購入可能です。

 

だからこそ、わざわざ出向きたくなるイベントを

考え、実行することが店舗に求められているのです。

 

今のお客様はよくあるようなモノやサービスに

見向きもしません。

 

必要なものはネットで買えば事足ります。

 

お客様が店舗に「出向く理由」を作らなければ、

わざわざ店舗まで足を運ぶことはありません。

 

その「出向く理由」がイベントなのです。

 

ぜひワクワクするようなイベントを考え、実行してください。

お客様からの支持率は絶対に上がります。