
「流行語大賞に『村神様』『ヤクルト1000』『知らんけど』上位」2022年12月5日、日経MJはこう題した記事を掲載しました。記事によれば、「今年話題になった言葉に贈られる『現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、年間大賞に、史上最年少で三冠王となったプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手(22)をたたえる呼び方『村神様』が選ばれた」としています。
ちなみにトップテンには「村神様」「ヤクルト1000」「知らんけど」「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「スマホショルダー」「てまえどり」「悪い円安」が挙げられました。また、選考委員特別賞として「青春ってすごく密なので」が選ばれたそうです。
皆さんはすべてご存知でしたか? 大体は聞いたことあるな…くらいの方が多いかと思います。
さて、1984年から発表されている新語・流行語大賞ですが、1984年の第1回はどんな言葉が選ばれたのでしょうか。当時は新語と流行語に分けられており、新語が「オシンドローム」(朝ドラ「おしん」ですね)、流行語が「まるきん まるび」だったそうです。
すべての年を挙げていきたいところですが、紙幅に限りがありますので主だった年を見ていきましょう。1985年の流行語は「イッキ!イッキ!」(時代を感じます)、1986年は「新人類」、1989年は「オバタリアン」、
1990年は「ちびまる子ちゃん」、1993年が「Jリーグ」、1994年が「同情するなら金をくれ」、1998年が「だっちゅーの」、2007年が「どげんかせんといかん」、2013年は豊作で「今でしょ」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」、2017年が「インスタ映え」、2020年が「3密」…となっています。
その年の流行語を聞かれても思い出せませんが、こうして並べると当時の記憶がブワっとよみがえってきます。もうそんなに経つのか…とちょっとノスタルジックな気分にもなりますね。
流行語をすべて確認してみましたが、やはり流行語だけあって今も使われている言葉はほんの一部しかありません。商売でも言えることですが、一度流行ってしまうと、ほぼ確実に同じ角度で落ちていきます。つまり飽きられるということです。
SNSが浸透してからはさらに流行の興廃速度が上がっています。簡単にバズって一瞬で消えていってしまう…。言葉などの「情報」はまだしも、商品やサービスが同じ運命を辿ると、当事者はたまったものではありません。
この点、経営者としては「あえて流行らせない」ことも戦略の一つとして持っておかなければなりません。一気に消費されることのメリットはないと言っていいでしょう。すべてのビジネスの基本は「長期利益を生み出すこと」です。自身の価値を上げるためにも、安易な流行にはならない、乗らないように気をつけましょう。

コメント