コラムNo.685 主役と脇役の違い

 先日、初めて同窓会の幹事をしました。昔だったら「めんどくさいな…」と絶対にやらない役回りでしたが、今回はこちらから能動的に働きかけて開催しました。なぜやるようになったのか。それは「自ら始める」ことの重要性、そしてその「多大なメリット」を感じるようになったからです。

 

 皆さんも主催や幹事、実行委員長などの「運営側」は絶対にやった方がいいと思います。これまでは私自身も苦手意識があってまったくやらなかったのですが、最近立て続けに役割が回ってきたことで、改めてそのメリットを感じています(キツイこともありますが)。

 

 まず自分が好きなように、好きなペースでできます。もちろん好き勝手やるのとは違い、相手方との調整は必要です。それでも、ある程度思うようにできるので参加者として感じるストレスがまったくありません。加えて、主催や幹事ともなると「決断」の連続ですが、その経験で決断力を磨くことができます。

 

 さらに裏方のスタッフや関係者、そして参加者との密なやりとりができますので、一参加者と比べ多様な人との関係性を深めることができます。その繰り返しから、「人を巻き込む術」を身につけることができます。

 

 そして私が思う一番のメリットは、自分自身のビジョン実現が加速することです。自分が主催者となることで、「会う人」の絶対数が増えます。人と会うことは、成功(ビジョン実現)の最も重要な要素であり、主催することで自分にとって価値観の「合う人」が必然的に集まりやすくなります。つまり自分のビジョンに共感、応援してくれる人が周囲に増えていくのです。

 

 要するに主催者はいいことばかり。100利あって1害なし。確かにうまく事が運ばないときもありますが、それも含めていい経験になります。他人事ではなく自分事で関わることで、必ず成長できるのです。

 

 翻って、運営側の文句を言っている人を見かけますが、だったら自分でやればいい。これはどんな組織にも言えることで、自分が責任を持ってやればいいだけの話です。会社経営でも同様で、文句ばかり言ってもなにも解決しません。

 

 この点、主催者には当然ですが「責任」があります。参加者はただそこに乗っかる形です。主催者は何があってもやりきる必要がある。それは会社経営も同じです。「この指とまれ」で始めた以上、覚悟を持って継続する必要があります。

 

 「覚悟の有無」は“主役”と“脇役”を明確に分けます。最後までやりきる人に人はついていく。その意味で経営者は絶対に主役にならなければならない。

 

 自分自身の人生を生きるためには、他力本願にならず、覚悟を持った自らの決断と行動が求められます。経営者の皆さん。率先して主役となり、よきリーダーとして会社を引っ張っていきましょう。

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