コラムNo.849 言わなきゃわからない

先日、最近オープンした創作和食のお店に行きました。レビューでも評判が良かったので、当日はワクワクしながら来店。

 

ファサードや内装も贅沢なつくりで、席もゆったりとスペースがとってあります。客層は比較的年齢高めで落ち着いた方が多く、店内の雰囲気もいい感じです。料理も全般的に美味しく、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

 

ということで満足ではあったのですが、少し気になるところもありました。細かな部分もありますが、今後の参考にしていただければと思います。

 

まず、予約者の名前が書かれた手書きのウェルカムカードがテーブルの上に置いてあり、それはよかったのですが、メッセージの内容がどう見ても冬バージョン。5月に来店したのに、「大変寒い中」と「雪だるまの絵」。コピーなのか書き溜めておいたのかわかりませんが、何とも惜しい。

 

次に、スタッフの方に「おすすめ」を聞いたところ、「入ったばかりでよくわからない」とのこと。まあ、仕方がない面はあるものの、これもちょっと惜しい。利用する側にとって、新人もベテランも関係ありません。

 

そして注文はタブレットでしたが、何と今日から導入とのこと。ベテランスタッフも使い方に慣れていない。というかわからない。我々も試行錯誤しながら何とか注文をしました。

 

で、タブレットのメニューでも惜しいポイントが。日本酒が売りのお店でもあったのですが、日本酒の名前と価格が書いてあるだけで、どんなお酒かわからない。スタッフの方に聞いても「?」な様子。他のフードメニューも写真はありますが、細かな情報はなし。

 

この点も惜しい。というかもったいない。これはあらゆるビジネスにも言えることですが、お客側はその商品やサービスの情報を持っていません。興味があればまだしも、提供者側が情報を発信しなければわざわざ調べることはしない。で、わからなければ買わないし頼まない。

 

飲食店で言えば、食材や仕込み・調理方法、器、盛り付け、ペアリングなどの情報を積極的に発信し、自分たちが提供している商品・サービスの価値を伝えるべきです。

 

今回気になったところはすべて「情報」に関する部分です。商品やサービスは伝え方次第でまったく印象が変わります。価値が伝わると好感が持たれ、また来たいなと思う。つまりリピート率が上がる。

 

ビジネスにおいてリピート率は最も重視すべき数値です。特に店舗ビジネスでは死活問題につながる最重要指標です。経営者の皆さん。あなたの会社のリピート率を把握していますか? 「価値ある情報をもれなく発信すること」を最優先しましょう。

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