最近、B’zをはじめ、第一線で活躍するビッグネームのライブに行く機会が続いています。
今の音楽シーンを牽引する圧倒的なエネルギーもさることながら、数十年にわたりトップを走り続けるベテランがステージを縦横無尽に駆け回る姿は「今がピークなのでは?」と思うほどお元気です。
参加した私たちも最高の時間を過ごし、日頃のストレスが吹き飛びました。
ただ、当然ながら彼らも人間です。年齢的な衰えや、体のガタは少なからずあるでしょう。何事もなく絶好調!というわけにはいかないはずです。
実際、ステージ上から「皆さんも体調には気をつけて。万全じゃないと、なかなかこういう場所には来られないですからね」と、ファンを気遣う言葉もありました。
経営でも人生でも同じですが、やはり「体が資本」です。当たり前のことですが、私たちは病気になって初めてその貴重さに気づきます。逆に言えば、何もない時は「健康が当たり前」だと思い込み、自分の体を意識することすらありません。
若い頃は「永遠に続く」と思っていた時間が、実はものすごく短い。私もこの年齢になって、その事実を痛感しています。無駄にできる時間なんてないはずなのに、ついつい休日をダラダラスマホを見て過ごしてしまうこともあります。
不摂生で体を壊せば、時間も労力もお金も無駄になります。刹那的な楽しみは、後から必ずツケが回ってくる。だからといって「くそ真面目に規則正しく3食を徹底管理し、運動もして、スマホも見ず、何の娯楽もしない」という生活は、あまりに寂しすぎます。
要するに「バランス感覚」が重要なのですが、そううまく取れるはずもありません。結果として後悔することも多いわけですが、それでも「やった後悔」ならまだマシで、実際のところ「やらない後悔」ほど後からジワジワと効いてくるものはありません。
だからこそ、推し活や旅行、美味しくて贅沢な食事などは、できる限りした方がいいと私は思っています。
ちなみに、ロンドン大学の研究によると、音楽、絵画、観劇、博物館や図書館といった「文化活動」に定期的に参加している人は、生物学的な老化のペースが遅くなるそうです。週に1回でも芸術や文化に触れることは、なんと「週1回の運動」と同じくらいアンチエイジング効果があるのだとか。
元気だから文化活動をするのか、文化活動をするから元気なのか。その因果関係はわかりませんが、「やりたいことは我慢せずにやっておくべき」という何よりの理由づけになります。多趣味な人ほど死亡リスクが低いというデータもあるそうです。何にでも興味を持つ「好奇心」は、間違いなく生きる力になります。
私はどちらかというと内向的なタイプで、外に出ると疲れてしまうこともあります。それでも、やっぱり外に出たほうが楽しいし、面白い発見があるものです。
何歳になっても、何かに興味を持ち、目を輝かせている人はやっぱり魅力的です。まずは私自身、次の休日はダラダラとスマホを見るのをやめて、少しだけ外へ刺激を受けに行ってみようと思います。
「やらない後悔」を一つでも減らす。たまには皆さんも、少しだけ外の空気を吸いに出かけてみるのも、いい息抜きになるかもしれませんね。

