
「改元箸・洋菓子・カクテル… 関連商戦花盛り」2019年4月3日、日経MJはこう題した記事を掲載しました。記事によれば「新元号発表の祝賀ムードにあやかろうと、小売り・サービス企業は独自商品やキャンペーンを打ち出し始めた。自粛ムードの強かった前回の改元時とは異なり消費者の関心も高い。」ということです。
記事中では、新宿高島屋が改元箸の受注を始めたことや、大丸梅田店では平成の定番商品とこれからはやりそうなものを対決形式で紹介したりなどの取り組みを挙げています。
さて、2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。報道ではおおむね好意的にとらえる人が多い印象を受けました。現在、世界各国で元号制度を取り入れている国はない(諸説あります)といわれており、その意味では日本だけの慣習だといえるでしょう。
元号制度については賛否さまざまな意見が飛び交っています。ここではその判断は控えますが、何かを始める、あるいは終わらせるための「きっかけ」としてはこの上ない機会となるのは論を俟たないでしょう。
冒頭の記事のように、改元をはじめ、さまざまなきっかけを商売に結びつけるのは私たち店舗ビジネス経営者にとっては当然の成り行きであり、ここを生かさない手はないとも言えます。
なんでもかんでも商売に結び付けるのもどうかと思いますが、改元に関しては数十年に一度のことであり、その希少性からも何かしらの取り組みはすべきタイミングと言えるでしょう。
自分自身にも言えることですが、潜在的に人は行動のきっかけを求めています。なかなか自分だけで動き出すのは難しく、周囲からの勧めや、新年のタイミングなど外部からの影響で行動に移す人が多いのではないでしょうか。
普段の生活の延長線上ではなかなか手を付けないようなことや、何となく気にはなっていたがやり過ごしてきたことに対して、重い腰を上げるお手伝いができる非常に良いタイミングだと言えるのです。
日本人としては強制的にリセットされるまれな機会です。箸や食品だけではなく、店舗ビジネスすべてにおいて良い商機となります。さらに10連休ということで、夏季、冬季休暇に劣らない長期休暇です。
店舗経営者の皆さん、環境が変化するときはチャンスです。多くの人の気持ちが一新されるこの機会を生かすべく、動いていますか?
まさか10連休を取ってお祝いムードで連日酔いつぶれるような使い方をしようとしていませんか?

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