ニュースの論点No.215 うまい棒の不思議

 

 「うまい棒、42年間10円を貫く理由 年7億本出荷の『国民食』」202166日、毎日新聞はこう題した記事を掲載しました。日本に住んでいて「うまい棒」を知らない方はまずいないでしょう。私も幼いころ、毎日のようにお小遣いを握りしめて買いに行っていました。

 

 10円という安さと様々な味のバリエーションに子ども心を鷲掴みにされた方も多いのではないでしょうか。遠足のおやつには絶対欠かせない存在でしたし、今でもたまにお酒のつまみとしていただいています。

 

 そんなうまい棒ですが、発売から42年間も10円を貫いているのは驚きです。10円という価格は「正直、厳しいです」と担当者は言います。それでも価格を維持するのは、「『自分のお金で選んで買える』『100円のお菓子を一つ買うより、色々買える方が楽しい』という子ども心を大切にしているから」(同記事)とのこと。

 

 価格維持のために、サイズが昔より小さくなったとの声も上がっていますが、サイズダウンは2007年に一度したきりとのこと。しかも今のサイズは発売当初より大きいそうです。関係各社の相当な努力で10円は保たれているのです。

 

 ちなみに、うまい棒の人気トップ3を答えることができますか?(どうでもいい?)

過去に発売されたうまい棒の種類は60種類以上と言われ、最初に発売されたのは「ソース味」で、次いでサラミ味、カレー味が発売されました。ポータルサイトで確認したところ、現在では地域限定、プレミアムまで含めると23種類の味が確認できました。

 

 で、トップ3の発表です。1位コーンポタージュ味、2位チーズ味、3位めんたい味とのこと。皆さんの好きな味は入っていましたか?

 

 そしてうまい棒と言えば、ドラえもんによく似た(パクった?)キャラクターです。名前は「うまえもん(そのまま)」、設定としては宇宙人で、10年に一度しか年を取らないそうです。また「うまみちゃん」という妹がおり、兄の風貌とはまったく似ても似つかないオタク系?アニメキャラとなっています。「ウマイケル」という猫のようなペット(実はうまえもん兄妹を調べる宇宙スパイ)もいます。私も書いていて設定が頭に入ってきません。

 

 話は変わりますが、ここでうまい棒豆知識を一つ。ポータルサイトによれば、うまい棒の製造工場で生産工程途中の乾く前のうまい棒が絶品らしく、別名「ぬれうまい棒」と呼ばれているそうです。これはなかなか気になりますね。

 

 うまい棒は日本の文化といっても過言ではないでしょう。それほど国民に浸透し、老若男女問わず人気があります。7億本も出荷しているそうですから、誰でも年に1本くらいは食べているかもしれませんね。今回は特に結論といったことはありませんが、たった10円の駄菓子が「日本人の心のふるさと」ともいうべき存在になっているのは、非常に興味深く、何だか不思議な感じがしますね。

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