コラムNo.697 ビジョン実現を早める方法

 「やりとりの即時可視化」。経営者さんからの相談、あるいはクライアントとの面談や打ち合わせ等の際、個人的に必ずやっていることです。「やりとりの即時可視化」とは、文字通りやりとりした情報をその場で「見える化」していくことです

 

 具体的には、「ホワイトボード」や「PCモニター」「プロジェクター」を活用しながら、やりとりをリアルタイムに言語化して可視化し、情報を整理していきます。すでにやってらっしゃる方も多いと思いますが、この効果は絶大です。あらゆる場面で活用できる方法だと確信しています。

 

 可視化のメリットは数え切れないほどあります。箇条書きで思うままに挙げていくと、

・認識のズレが解消する

・お互いの情報量が揃う

・抜け漏れが防げる

・思考が整理される

・気づきが生まれる

・書き出すことで脳内メモリに余裕が生まれる

・アイデアが出やすくなる

・重要なことにフォーカスできる

・決断が早くなる

 

まだまだたくさんあるとは思いますが、これだけでも相当な効果が生まれます。

 

 お互いが「話す」だけだと言葉が宙に舞い、跡形もなく消えていきます。もちろん、メモは取っているかもしれませんが、メモは「聞き漏れ・書き漏れ」があると同時に「自分フィルター」を通ったものだけが残ります。つまり、自分の欲しい情報だけが手元に残っている状態です。

 

 この状態では、正確な現状も把握できず、根拠のない独りよがりな判断になってしまいます。

 

 この点、「人は見たいと欲する現実しか見ていない」とカエサルの時代から言われきました。欲しい情報を集めるのは古代より続く人間の特徴なのかもしれません。

 

 翻って、話した内容が「見える形」になっていると、先ほど箇条書きしたメリットが積み重なり、現状がより正確に把握でき、見えなかった課題が見えるようになり、お互いの考えが明確になり、良質なアイデアが出やすくなり、決断が早まります。しかもそれらが短時間で実現する。

 

 これまで私も毎回やることはありませんでしたが、やり始めると確実に話を進めるのが早くなりました。つまり会社の問題解決が早まり成長スピードが加速する。

 

 「やりとりの即時可視化」は社内のミーティングでも活用できます。経営者と幹部、幹部と社員、あるいは取引先や顧客とのさまざまなやりとり。多くの場面でその効果を体感できるでしょう。

 

 経営者の皆さん。ぜひ「やりとりの即時可視化」を実践してみてください。確実に効率が上がり、ビジョン実現へのスピードが早まります。

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