
今までと同じことしかやらず、今よりも良い結果を望むのは都合がよすぎる考え方です。しかしながら、周囲に対する不満ばかりで、自分は何も変えずに良い結果を望む人は少なくありません。
私もそんなタイプの一人だったと思います。結局、自分が変わらなければ何も変わらない。今の快適な環境から飛び出さないと成長は望めない。快適な場所から文句ばかり言っていても何一つ変わりません。
経営者や専門家など立場に関係なく一定の割合で「変われない」人がいる印象があります。これは良し悪しの問題ではないかもしれませんが、組織が変われない一つの原因として見過ごせない状況だと思っています。
なぜ人は変われないのか。一番の理由は「変わる必要がないから」です。今そんなに問題がないのに変わる必要はない。こう考えている人は少なくありません。また、問題があっても、「見て見ぬふり」や「誰かが解決してくれるだろう」といった他力本願な人も多いでしょう。
あるいは、「変わる必要があるのは自分ではなく周りの方だ」というパターンもあります。つまりすべては自分中心。特に一時期上手くいっていた経営者は自分のやってきたことに対して強い自負がある。それが信念となり、良いも悪いも凝り固まった価値観となっている。
自分の価値観を否定されると、自分のすべてを否定されたと感じてしまいます。するとさらに意固地になってしまい、変わるどころかもっと固く閉ざされてしまう。
自分の価値観が最も正しいのでやり方を変える必要はない。このままいけばまた良い結果を残せるはずだ。自分で自分の可能性を閉ざし、人のアドバイスもなかなか受け入れられません。結果的に、きっかけをつくってくれる人を突き放し、負のループに入ってしまう。
私は自戒の念を込めて、常に変わり続けたいと思います。常に新陳代謝を促進させる。年を重ねるごとに代謝は遅く、鈍くなっていきます。経験年数が長くなればなるほど代謝スピードは鈍る。意図的に代謝させないと相当な速さで固まっていく。つまり老化です。
人間の身体はもとより、頭も心も同様です。人が集まってできた会社も同様。自分から変え続けなければ、いずれ朽ち果ててしまう。それを望んでいるならいいですが、そうでなければ今すぐにでも動く必要があります。
経営者の皆さん。いますぐ快適な場所から飛び出しましょう。同じ場所で成長は望めません。覚悟を持って行動することで人生の主導権を握ることができます。

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