
「『すごい地方公務員アワード』今年受賞した9名は何を実現したか」2022年10月4日、Forbes JAPANはこう題した記事を掲載しました。記事によれば、「『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード』をご存じだろうか?2017年から毎年開催され今年で6度目、これまで69名の地方公務員が選ばれたアワードだ」としています。
記事にもあるとおり、2017年から開催されているアワードですが、私は失礼ながら聞いたことはあるような…という感じでした。今年は大きな成果を上げている9名の公務員が選ばれたようです。
詳しくは記事(https://forbesjapan.com/articles/detail/50775)をご覧いただければと思います。ちなみにどんな実績を残されているのか。軽くご紹介すると、大きく分けて「業務改善」と「住民との関係づくり」における成果を上げているそうです。
前者に関しては、「給付金事務の効率化」や「ペーパーレス&システム化」「世界遺産登録・環境整備で観光人口5倍」、後者は「ライトノベルの聖地マップ作成」「朝ドラの撮影地呼び込み」などが挙げられています。
いわゆる「公務員」というと、杓子定規で融通がきかず、「お役所仕事」のイメージがあります。また、減点主義で前例踏襲、新たなことに手は出さない。時代と合わなくても、効率が悪くても同じ業務を延々と何十年も継続する。自分の代では決断せず、問題は先送り…。大変失礼ですが、こんなイメージ(実感を含めて)ですので、今回のように貢献している方々の情報はもっと発信して欲しいと思います。
翻って、民間企業も「公務員的」な企業は少なくありません。現状維持志向、問題は先送り、責任の所在なし(または転嫁)…。公民いずれにしても、現場から変え、成果まで出すのは半端な覚悟でできることではありません。
あくまで個人的にですが、今回の記事に出てくる「すごい地方公務員」に共通することがあると考えます。それは、仕事とはいえ「使命感を持ってやっていること」です。自立的、主体的に行動している。そんな強い想いがビシビシ伝わってきます。
民間企業であれば、経営理念、あるいはミッションなどで自社が使命感をもってやることを掲げていると思います。まさにそれを公務員個人でやっている。これはなかなかすごいことではないでしょうか。
加えて、上記のような状況で成果を残すには「使命感」と同時に、内部だけでなく外部との関わり「開放性」も重要なファクターです。要するに内部だけでは何も解決しないのです。今回の方々も基本的に外部との関わりが成果への後押しになっています。
経営者の皆さん。自分だけで何とかしようと思わないでください。その問題は、どこかで誰かがすでに解決しています。そうでなくとも、外部とのアイデアを組み合わせれば解決の糸口が見つかります。ぜひ会社を開放していきましょう。

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