コラムNo.280 強みって何?

 

 「あなたの会社の強みは何ですか?」

経営者の方は大半が聞かれたことのある質問だと思います。 

 

 また、会社ではなく個人に対しても、「強みを大事に」とか「強みを伸ばせ」という言葉は日常でよく耳にします。皆さんも実際に言ったり、言われたりした経験があるのではないでしょうか。

 

 そもそもこの「強み」という言葉。皆さんどんなイメージをお持ちですか。そしてどんな意味で使っていますか。

 

 私の個人的な「強みの解釈」をお伝えすると、ビジネス上の強みは、独自性(競合相手がいない、もしくは少ない。突き詰めればオンリーワン)、優位性(競合相手より優れたスキルやノウハウ等を持つ。突き詰めればナンバーワン)、市場性(ニーズやウォンツが豊富。要は皆が欲しがり、将来性もある)の3要素から成り立ちます。

 

 つまり、独自性が高く、他社よりも優れ、誰もが欲しがるような「何か」があれば無敵の強みになります。どこにでもあるうえ、他社に劣り、顧客も欲しがっていないとなると、弱みどころか、足を引っ張るだけの単なるお荷物状態です。

 

 さて、一般的な強みといえば、知識や経験で培った「スキル」や「ノウハウ」をはじめ、長年の経営で積み上げた「お得意様」や「社会的信用」、それらの結果として醸成された「ブランド」、サービスの中核となる「人材」、業種や地域を越え、協力し合える「ネットワーク」など、様々なものが挙げられます。

 

 こう考えると、強みは有形というより無形、単なるモノではなく、長期的に培われたスキルやノウハウ、関係性が強みの軸になっている「見えない何か」だと言えます。お金や設備、希少資源などをたくさん持っていること自体が強みなのではありません。因果関係が逆です。たいていの場合、強みを生かしてこれらの経営資源(ヒトモノカネ等)は増えていきます。経営資源を使って何をしているのか、あるいはするのか、ここに強みの真のポイントがあります。

 

 例えば、小売店で単に取扱商品が多いことは「強み」ではなく「特徴(他と比べて目立つこと)」です。この点、“他では取り扱えない商品を仕入れる力”は強みになりえます。そもそも目に見えるモノはマネされやすく、強みにはならないのです。「圧倒的な資金力」も一見強みのようですが、それだけでは単なるお金持ちです。その「使い方」に強みは宿ります。

 

 要するに強みはモノではなく、コトです。静止画ではなく動画。行動そのもの、また行動を積み重ねたスキルやノウハウ、人と人とが協力してできた関係性が、個人でも、会社でも強みの軸になるのです。

 

 ところが、自分の強みは自分が一番わからない。これはすべての人に共通する命題です。信頼できる第三者が入ることで、ようやくその形が見えてきます。そして強みが明確になることで、確実にその人、会社は成長します。

 

 ちなみに弊社ではミッションを「誰もが気づかない隠れた強みを 誰もが認める最高の価値に変える」とし、信頼できる第三者として、クライアントに責任を持って関わっています。経営者の皆さん。自社の強みは明確になっているでしょうか。まずは自社の「真の強み」を知ることから始めましょう。

 

 

 

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