
「職場の飲み会に行きたくない理由ランキング。『お酒が苦手』『話がつまらない』を抑えた圧倒的1位は…」2024年7月28日、HUFFPOSTはこう題した記事を掲載しました。
記事によれば、「まず、『職場の飲み会に行きたいですか』と質問したところ、73.6%にあたる368人が『行きたくない』と答えました」とのこと。なかなかの割合です。
そして「行きたくない理由」は、3位はお酒が苦手、2位が仕事とプライベートを分けたいだったそうです。ランキングでは他にも「時間のムダ」「メンバーが嫌」「お金がかかる」などが挙げられていました。
栄えある第1位は「気を遣う」だそうで、上司などと話すのは気を遣う、お酒を飲むときはリラックスしたいなどの意見が出ています。
近年はコロナ禍もあり、飲み会自体が開かれないことが当たり前となっていました。ただ、ここ最近は個人的にもコロナ前の状況に戻りつつあるのを実感しています。
そんな中でも、会社の飲み会が減っているとの話は耳にします。実際、それらしい集団を見る機会もやはり減ったような気がします。内外環境のさまざまな影響を受け、会社の飲み会は絶滅危惧種になりつつあるのかもしれません。
さて、会社の飲み会の是非はさておき、若年層のアルコール離れは進んでいます。厚労省の調査によれば、男女問わず20代の約半数はほぼ飲まない生活を送っています。一方、40代以上は約半数が週3~4日以上飲みます。
若年層のアルコール離れの理由はそれぞれですが、一言でいうと若年層にとって飲酒は「効率の悪い娯楽」になっているとの指摘もあります。コスパやタイパの悪化、失敗のリスクなど、飲酒をすることのデメリットが大きくなっているのでしょう。
この点、会社の飲み会に行きたくない理由として、冒頭のランキングと表現は異なっていてもコスパやタイパを求める若者の心理は深く関わっていると思われます。
他方、行きたくない理由の1位である「気を遣う」というのは、ちょっと危うい気がします。そもそも飲み会でなくとも、人間関係では大なり小なり気を遣います。
上司や関係者に対して「気を遣う」のは嫌で、周囲の気の置けない仲間との気を遣わない関係性がベスト。わからないでもないですが、いつもの仲間との楽しい時間だけで生きていけるほど、人生はお手軽にできていません。
面倒くさいことを言うと、いつもの仲間に対してもある程度の気遣いは必要であり、それは相手も同じことです。社内の飲み会においても、当たり前ですが上司も気を遣っています(普通は)。
つまるところコミュニケーションとは「気遣い」そのものであり、気遣いができれば細かなテクニックなど不要かもしれません。「会社が終わった後まで…」と思うのはわかりますが、自分が誰かと一緒にいて自由でいいな…と思っている時は100%相手が気を遣っています。
飲み会への参加不参加は自分が好きなように判断すればいいと思います。いずれにしても、相手への「気遣い」は普段の生活から忘れずに実践していきたいものです。

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